多摩川アンダー ザ ゴールデンボールブリッジ
男だけの?男子高校生の?下ネタな?空気が苦手です。
男なら下ネタさえとか女の話さえしとけば、みたいなあの感じ。
別に下ネタ自体は好きです。
銀魂だってケンコバだって、下ネタしかない生徒会役員共だって。
ちゃんと腹抱えて笑いますよ。
お笑いで下ネタはタブーの1つなんて言われますけど結局面白けりゃいいんです。好みのネタだったらいいんです。
どぶろっくは好きじゃないです。
そういうことです。
自分では使えません。女が多い家で育ったからなのか、生理的に無理なんです。
アメトーークは見るけど下ネタでは凍りつく家です。
思いついても自分で気持ち悪がっちゃって口に出せない。
下ネタとかは外には出さない事、みたいな意識が根付いちゃってるんですかね。
だから下ネタとかそういう男だけの話、みたいなのを求められる空間が苦手です。
去年、多摩川へ同級生とライン下りに行ったんです。6人くらい男のみ。
インストラクターが2人ついてどちらも男。
まず、川の上流まで30分くらい車移動。
で、インストラクターが、たぶんいつも通りなんでしょうね。ある程度仲をほぐそうとして
「男だけで寂しいねぇ」
みたいな掴みから入るわけですよ、時代遅れの、たぶん20代だったけど。
そっから一人づつ自己紹介させられ、好きなタイプを芸能人で言わされる地獄。
その後もひたすら好みの女の話。
何が地獄って、この「好きなタイプ」ってのが死ぬほど嫌いなんですよ。このね、人をポケモンを選ぶみたいに扱うその姿勢、リザードンかボーマンダかみたいにしていい話じゃねぇだろ、と。
人間如きが他人をあーだこーだ言っていいと思えるその傲慢さが気に食わない。もちろん見た目でひとを判断する事からは逃れられないのは重々承知ですよ。でもわざわざそれを口に出して、しかも一般的な話題にすることがおかしい。エゴだよそれは。
でもね、そんな事はまだマシ。
1番気に食わないのは空気をぶち壊すのが怖くて、「満島ひかりみたいな感じ」とヘラヘラしながら言った自分!キモい!死ね!宇宙で死ねないまま永遠に漂え!蟲だらけの四畳半で虫グミだけ食って暮らせ!
皆楽しく、そういう会話してる中そこで空気をぶち壊すのが正解だったとは思いません。この車中以外は楽しかったですし。けれど嫌なしこりは、自分を裏切った感覚はずっと残ります。
そんなノリ普通じゃん、社会で上手くやってげないよ、と誰かに言われた事もありますが、そんな適当に割り切れる人間だったら君の名は。見てRADWIMPSで号泣しています。
1番簡単なのは分かってくれる人とだけ付き合う事なんでしょうが、閉ざされた空間はつまらないという事は確定してますし。
柔軟に、上手く付き合えってなるんでしょうかね。
難しく考えすぎだよ、とは言わないで下さい。