勝手に改葬

来世で立派なメジャーリーガーストライカーになるために。

ぼくらの七日間戦争が変えたぼくの人生

なのかかかん?

おののののか?

 

 

今回は、かの有名な「ぼくらの七日間戦」

が小6の僕に与えた全てについて。

 

どんな物語か、

大人VS子供の戦い、以上

まぁ読んで下さいな。

実写版がAmazonで見れるけど

宮沢りえしか記憶に残らんので注意。

美しさがすぎる。

 

 

 

ぼくらの七日間戦争」は

読書という世界を教えてくれた

 

小6の夏休みで読書感想文用の本として買ったのが出会い。

 

小学生の俺はポケモン、サッカー、ポケモンで忙しくて

本の存在を認識してなかった。

 

だけどハマった。

とにかくハマった

1日の内に読み終わって近くの図書館続きを探して走った。

そして片っ端から読んだ。

夏休み誰かと遊ぶ時間以外の全てを「ぼくらのシリーズ」につぎ込んだ。

今まで本を読んだ事がなかったのに

毎日、司書に顔を覚えられるくらい通って

全巻約40冊を20日で読み終わった。

 

図書館に長くいるため必然的に本が目に入る事が多くなった。

だからあれもこれも読みたくなってとにかく読んだ。

今もまだこの読書熱は覚めていない。

俺が日々読書という行為を嗜めているのは

ぼくらの七日間戦争が全てなのだ。

 

 

もうひとつ大きな影響があった。

 

大人絶対主義信仰の脱却だ。

当時俺は絵に描いたような優等生だった。

先生や親は絶対に正しい。

あれだけ威張るんだから世の中の全てを知っていて偉いんだ。

だから俺は言うことを聞いて良い成績を取ろうと考えていた。

実際成績は学年トップで先生に気に入られていた。

だがこの小説は俺の柱をへし折った。

俺の絶対を悪だと言い歯向かった。

おかげで俺は絶対を俺に見いだすことができた。

そして何にでも疑いをもつ事を覚えた。

もしこの小説に出会わなければきっと馬鹿真面目にサッカーと受験勉強を頑張り良い大学に行って良い会社に…

なんて親や先生の言いなりになっていただろう。

それを信じていたならそれも幸せだとは思うがより広い世界を知ることができて本当に良かった。 

 

俺に本の世界、自分で作り出す世界を教えてくれた「ぼくらのシリーズ」、そして宗田理さんには感謝してもしきれない。 

 

そして今日も親父のビンタを躱す