差別が蔓延る日本
先日久しぶりに高校時代の友人と会う機会がありましたが、非常に嫌な気分でした。
彼らには全く悪気がない、気づいてない、指摘してもわからない、非常に深刻極まりないと思いました。
中学生になった頃から始まったと記憶しています。
「他人の容姿勝手に審査会」です。
男で集まると必ずこの話題になります。
大抵スッゴく盛り上がるんですね、しかも長い。昔っから嫌でしたこれ。
言われてる相手が聞いたらどう思うか、もしくは自分が言われたらどう思うか、少なくとも気分はよくないでしょう?
こんな簡単な事がわからない人が多い。
しかも褒めるのは良いと思っているのも大間違い。
ただ先日友人に指摘したら
「何でダメなん?俺は嫌じゃないよ」と言われて上手く返せませんでした、
まさか他人の容姿を批評することが悪いことだと理解できない人がいるとは思っていなかったからです。
なので家に帰って何がいけないか何が深刻なのか考えてみました。
「○○ちゃん可愛くね?」
「○○はブス、キツいわぁ」
「あいつ顔からして臭そう」
こういう類いの会話、ほとんどの人が聞いたことあるはずです。中学、高校とメンバーが変わってもあったのでどこにでもあるものだと思います。
ではなぜいけないか、結論からいうと
この行為は「差別」だからです。
容姿差別。
人種差別や性差別などの差別です。
他人の容姿を批評する、つまり「良い」と「悪い」を比較して決めているということになりますね?
人間を選別していませんか?
人間を「白い」「黒い」「黄色い」や「男」「女」などとわけてそこに優劣をつけた糞共と同じ事をしていると気づきませんか?
勝手に「ブス」と人にレッテルを貼って馬鹿にしたり下に見たりしますよね。
それって、ある一部の人を生産性がないと言って迫害したヒトラーや杉田水脈と同じです。
これが普通に日常に存在して、さらには当人たちが差別だと自覚せずに面白いと思って喋っています。
危険です。
差別は日常に蔓延っています。
自分の知らないうちにしていることが多いです。
知らないうちに他人を傷つけることになります。
私自身も何を誰を差別しているかも知れないと常に気を張っていこうと思います。
最後に1つ。
芸能人の容姿で勝負している人達については別だと考えています。
彼らはその世界を自分で選んでそれによってお金を稼いでいるからです。
弄る方も弄られる方も了承しお金が発生している、プロ同士だから許される行為です。
ただそれを一般社会に持ち込んではならないと思います。
以上です。