勝手に改葬

来世で立派なメジャーリーガーストライカーになるために。

JKのふたりごと 「しりとり」

キミコ「しりとりしよー」
サチ「いいよ」
キミ「りんご」
サチ「ゴンズイ

キミ「いや何ゴンズイって。」
サチ「テトラポット
キミ「違う!待ってちょっと待って。」
サチ「ハイ You lose!」
キミ「いやだからそうじゃなくて!」
サチ「なにさ。」
キミ「いきなり何、ゴンズイって。」

サチ「えっとナマズの仲間で赤黒い魚、毒持ってるから針取んの大変だし不味いしで絶対釣りたくないんだけど何故か高確率でかかるんだよねぇ、まぁ楽しく泳いでるトコ無理やり釣り上げといて何勝手な事言ってんだ、ってな。
人間は傲慢さ。」

キミ「いやナマズの話と哲学はいいから。」
サチ「じゃあ何。」 

 

キミ「いやいや、りんごと来たらゴリラでしょ普通。なんならラッパパンツツミキまでがセットじゃん?そっからがスタートじゃん?言うなれば五郎丸のあれじゃん?もうやんないらしいけど。
とにかくラッパ抱えたゴリラが背後に透けて見えるでしょ?なのに急に細長くてキモいナマズぶち込まれた私の気持ち想像して労ってふっくらしたパン生地で抱きしめて。」

 

サチ「ねぇ、」

 

キミ「なにさ。」

 

サチ「おっさん臭いよ。」

キミ「あい?」


サチ「"ゴ"から始まる言葉なんてごまんとあるわけで、"ゴスロリ"でも"五右衛門腰折海老"でもいいんだよ、もっと自由な発想を持とうよちっちぇえ枠にハマんなよ。
そうやって何でもルールだのルーチンだのそういう物なんだって決めつけて諦めて思考停止した結果が今の日本社会であり平安貴族が衰退した原因なんじゃないの?」

キミ「いや、急に釣りとか社会の話始める方がおっさ…」

サチ「だから!それがおっさんだって言ってんの!
釣り=おっさん、説教=おっさんという固定観念にとらわれてんだよお前は。
釣りなんて誰がやったって良いだろ、イマドキのJKは釣りにキャンプにバイクと何でもやんだよ!きらら系漫画全部チェックしてから出直してこい!」

 

キミ「ず、ずびばぜん。」