勝手に改葬

来世で立派なメジャーリーガーストライカーになるために。

底辺どーこだ。

自己肯定感なるものが自分に備わっているかどうかはどうでもいいのですが、たまに自分の生産性のなさを責める日があります。

もちろん責めたってなんの意味もないですよ。

そもそも生産性が何なのかさえわかっちゃいない。

でも無力感に圧縮されそうになります、無力なのに強いんですよ奴ら。

 

そういう時はテレビをつけます。

平日のゴールデンタイムはそんな気分にピッタリです。

輝かしい何億もするセット、司会は売れに売れ最早覇者とも言える芸人、他に事務所ゴリ押し若手アイドル、ベテランから若手まで人気のある俳優、伝統芸能の第一人者、腕に自身のある中堅芸人、高学歴の誰か、おバカな元1流スポーツ選手、それにきっと腕のいいプロデューサーやらカメラマンやらスタッフ達。

きっともっと見えない部分に大量の大人が動いてる。

 

そんだけの人がよってたかって作るのが1つも面白くない、娯楽がベイごましかなかったとて見ようとは思わないクイズ番組。

まるでテレビ凋落のそのもの。

クイズ番組の次もクイズ、チャンネル変えてもクイズ。クイズ無限地獄。

 

 

他にも、個性剥き出し監督とヒット連発の制作会社、脚本家や演出家も1流、と集めすぎて個性がぶつかりやりたいことがブレ、おまけに流行りの音楽と人気俳優の声優起用により完全なる駄作となってしまったアニメ映画、

 

夢の2大ヒーロー共演!と銘打ったものの脚本家が両方の利権に遠慮し、どっちつかずのストーリーでパットしないハリウッド映画

 

などなど凄い人でも時には駄作を作る、頑張っても大コケ、といった失敗を見て安心感を得ます。

別に無力でもいっか、と。

無力だけれども、松阪牛使って炭作ったりはしてない。

フェラーリで住宅街徐行もしてない。

全然問題ない。

 

ええ、ええ、性格悪いですよ。人の駄目なとこ見て自分を保つなんてダメ人間ですよ。

でも上っ面だけで良い子と言われるよりマシです。